第42回大会(慶應義塾大学日吉キャンパス)のご案内
※2024年8月7日最終更新
第42回研究大会を下記要領で開催いたします。
【日時】2024年9月7日(土)〜9月8日(日)
【会場】慶應義塾大学 日吉キャンパス(横浜市港北区日吉) 来往舎
アクセス情報はこちら
【大会実行委員長】ソッティーレ マルコ会員
【共催】慶應義塾大学 教養研究センター
【参加費】(1)大会参加費:一般会員3000円、学生会員1000円、非会員1000円
(2)情報交換会参加費:一般(会員・非会員)4000円、学生(会員・非会員)2000円
【大会参加申し込み】
大会参加御希望の方は、8月26日(月)までに実行委員会に Google フォームでお申し込みください。
>>フォームはこちらです<<
なお、シンポジウムは一般公開(無料)となっております。非会員の方でシンポジウムのみご参加の場合は、上記フォームにご回答いただく必要はございません。
申し込みをされた方には、8月31 日(土)までに『発表要旨集録』をメールにて送付いたします。連絡メールが届かない場合は、大会実行委員会までお問い合わせください。
(お問い合わせ先:msottile[a]keio.jp)
【大会プログラム・ポスター】
大会プログラムはこちらからご覧いただけます。
【大会日程】
今大会は対面形式にて実施いたします。
第1日:9月7日(土)慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎
理事会 13:00〜13:50 小会議室
受付 13:30〜(開場) シンポジウムスペース
総会 14:00〜14:45
開会行事 14:50〜15:00
シンポジウム 15:00〜18:20
※シンポジウム登壇者がフランスからの遠隔参加のため、総会を先に実施します。
情報交換会 18:30-19:30
第2日:9月8日(日)慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎
受付 8:45〜(開場) 大会議室
自由研究発表 9:00〜11:30
会員・非会員のみなさまの参加を心よりお待ちしております。
【自由研究発表募集】
◆申込締切:6月30日(日)
◆申込方法:下記メールアドレス宛に、
1. 氏名・所属(グループ発表の場合は全員分を明記のこと)
2. 発表題目
を記載の上、申込メールをお送りください。
E-mail: msottile[a]keio.jp
※[a]を@に置換してください。
※申込確認メールが1週間以内に届かない場合は、学会事務局までお問い合わせください。
◆発表要旨原稿:8月上旬にご提出いただきます。様式は以下の通りです。
個人発表の場合、A4で2ページ
グループ発表の場合、A4で4ページ
ページ設定は、上下余白各30mm、左右余白各25mm、45字×40行
文字ポイントは、タイトル18、本文10.5
◆発表時間:発表時間および質疑応答の時間は以下の通りです。
個人発表の場合、30分(発表20分+質疑応答10分)
グループ発表の場合、40分(発表30分+質疑応答10分)
【シンポジウム】
テーマ:
フランス植民地教育史研究の実態と展望
趣旨:
ムスリム女子児童・生徒の服装をめぐる論争(「スカーフ論争」:1989 年、2003 年、2010年;「アバヤ論争」:2022 年)、2012 年以降のイスラーム過激派によるテロ事件、その中で起こった学校教員を狙ったテロ事件(2020 年、 2023 年)、そして「バンリューの若者 jeunes de banlieue」による「暴動」(2005 年、2023 年)という状況を背景に、旧植民地出身の移民とその移民にルーツを持つ子どもたちをめぐって社会統合の「フランス的共和制モデル」の問題点や課題が浮き彫りとなり、フランスの教育現場に多くの課題が生じている。道徳・市民科の授業をめぐる「ライシテの価値観」の強化、「表現の自由」や「宗教的事実」の教育に関する議論のほかに、歴史科の授業をめぐる植民地時代における「フランスの存在の肯定的役割」(2005 年)や「植民地的事実」の教育(2015 年)に関する議論もその表れである。フランスの植民地支配の歴史認識をめぐる議論はフランスにとどまることなく、北アフリカと西アフリカの国々にも影響を及ぼしている。
本シンポジウムは、植民地史の中で特にフランス、アルジェリア、日本におけるフランス植民地教育史研究の実態と展望に着目して、これらの研究が、フランスの植民地支配の歴史認識や学校現場の「植民地的事実」の教育に対してどのように貢献ができるのかを明らかにしようとするものである。
基調講演:Pr. Carole REYNAUD-PALIGOT
(Université Paris 1 Panthéon Sorbonne、オンライン参加)
報 告 :越水 雄二会員(同志社大学)
渡邊 祥子氏(東京大学)
谷口 利律会員(早稲田大学)
指定討論:平野 千果子氏(武蔵大学)
ソッティーレ マルコ会員(慶應義塾大学)
司 会 :園山 大祐会員(大阪大学)